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そこに信長達が駆け込み、門を閉じると、「敵

そこに信長達が駆け込み、門を閉じると、「敵襲じゃー!美濃のマムシが攻めてきたぞー!!」「いや、織田じゃー!弾正忠が攻めてきたぞー!!」「謀反じゃー!河尻与一殿が謀反をおこされ微信廣告ぞー!!」口々に叫びながら、火炎ビンを燃えそうな物に投げた。事態を把握出来ない城方は急いで騒ぎの場所に駆けつける。信長達は馬から飛び降り、馬の尻を刀で浅く刺した。馬は狂ったように走りだす。辺りは、轟々と燃えさかる炎で昼間のように明るいが、馬に括りつけられた枝が濛々あげる砂塵でまったく視界が効かない。その中で、叫び声ばかりが響いているが、どの声も矛盾しており、何が真実かわからない。城方は大混乱に陥り、誰が敵かわからないまま同士討ちをし始めた。信長達は、奥に向かって火炎ビンを投げながら駆けに駆け、指示を出している者や位の高そうな者を見掛けると、殺到して打ち倒し、雑兵は無視して駆け続けた。そのため、指示を出す者が現れず、大混乱はまったく収拾がつかず、益々酷くなっていった。カンカンカン怒号と断末魔の叫びに混じり、城の敵襲の鐘が鳴り響く。城下町から、急を知って駆けつけた300程の兵が門を破って入った頃、そこは修羅場となっていた。増援に来た者達も、その大混乱に巻き込まれ、寄り子は寄り親を失い、組頭は組下を失うような惨状である。

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